人生を幸せに生きていくために(延寿寺は高知県南国市に所在する日蓮正宗の寺院です。このホームページは法華講 延寿寺支部が管理・運営しています)
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教学

地涌の菩薩

 地涌の菩薩とは、法華経『従地涌出品第十五』において大地より涌出した菩薩衆のことです。 五百塵点劫と言われる久遠の昔より本仏の教化を受けてきた菩薩であることから本化、あるいは本仏の眷属であることから本眷属ともいわれます。 …

師弟相対の信心

 そもそも仏教は、仏が教えを説き、その説かれた通りに人々が修行を進め、功徳利益を得ていく宗教です。 師弟相対について 師弟の関係は、よく針と糸の関係に例えられ、糸が針に導かれて布を縫っていくように、師匠の仰せに弟子が素直 …

仏教用語の解説

歴劫修行と即身成仏 歴劫修行とは、菩薩が成仏するために、無限にも等しい長い時間を、数えきれないほど生まれ変わりながら修行することです。法華経以前に説かれた爾前経では、成仏のためには歴劫修行が必要であると説かれていました。 …

日蓮正宗の基本を学ぼう

自行化他について 世間においては「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、一年中で最も気候の良い時に当たり、自身について振り返ることは、たいへん有意義なことです。 特に、信心について振り返り、仏道修行を邁進させていくことが大 …

日蓮正宗の基本を学ぼう148

  日蓮大聖人の御生涯㉞ 弘安の役と園城寺申状    前回は、弘安三(一二八〇)年の鶴岡八幡宮の炎上まで学びました。今回は同じく、弘安三年から四年の御振る舞いを学びましょう。    南条七五郎の死亡    文永二(一二六 …

御書解説

御書解説 248   ―背景と大意   四条金吾殿御返事 平成新編御書 991㌻   一、御述作の由来  本抄は、建治二(一二七六)年六月二十七日、大聖人様が御年五十五歳の時、身延において認められ、鎌倉の四条金吾頼基に与 …

竜の口法難

竜の口法難(発迹顕本) 平左衛門の状の策謀により、日蓮大聖人を斬首に処す計画が企てられ、文永八(一二七一)年九月十二日酉の刻(午後七時)、大聖人は、鎌倉の評定所より武士の警固のもと竜の口の刑場へと護送されました。 途中で …

煩悩

不幸の原因 一、苦しみの原因は何か 仏教では、誰人も逃れることのできない苦しみとして、生(しょう)老(ろう)病(びょう)死(し)の四苦(しく)を説いていますが、私たちの人生にはこの四苦のほかにも、様々な苦労や悩みが次々と …

業について

宿業の重罪を消滅 一、業とは何か 一般に、物事が思うようにはかどらず、いらいらするときに「業を煮やす」と言います。このほかにも「業火(ごうか)」「業病(ごうびよう)」など、「業」のつく日常語がたくさんありますが、それらは …

仏教の特徴 -四法印-

◎ 四法印とは何か 私たちが日頃使っている印鑑(いんかん)は、自分と他人とを区別する「しるし」であり、自分という人間の「標章(ひょうしょう)」でもあります。 これと同じように、仏教の法理(ほうり)の中で他の宗教と明確に区 …

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