一日詣り(永代経) 毎月1日
毎月1日の午前10時より「一日詣り(永代経)」を奉修し、永代供養、当山檀信徒各家先祖・有縁の諸精霊(しょしょうりょう)の追善の塔婆供養を営んでおります。
日蓮正宗では「常盆」「常彼岸」といって、毎日の朝夕の勤行において先祖代々の諸精霊に対し追善供養いたしますが、その上で毎月1日の御経日やお彼岸・お盆などにはお塔婆を建立させていただき、御住職・御僧侶の御導師のもと、亡き父母、さらには各家代々のご先祖に懇ろに追善供養をいたします。
広布唱題会 毎月第1日曜日
毎月第1日曜日には、総本山大石寺をはじめ全国の日蓮正宗末寺において一斉に、午前9時より「広布唱題会」が行われています。
総本山第67世・日顕上人猊下が平成16年12月度の広布唱題会の砌、「この広布唱題会こそ、正法を真に受持し、弘宣して、その功徳をもって多くの人々を救済していき、さらに乱れた世の中に対して真の正法の功徳、清風を送って正しくしていくところの一番の本である」と御指南あそばされているとおり、御本仏の大願である広宣流布を祈り、折伏成就の原動力となる大切な唱題会です。
御報恩御講 毎月第2日曜日
日蓮正宗寺院では、毎月第2日曜日、全国一斉に「御報恩御講(ごほうおんおこう)」が奉修されます。
宗祖・日蓮大聖人は、
「仏弟子は必ず四恩をしって知恩報恩をいたすべし」 (開目抄 御書530ページ)
と、四恩(父母の恩・衆生の恩・国主の恩・三宝の恩)を知り、その恩に報いることの大切さを御教示されています。その四恩の中でも特に、私たちを成仏に導いてくださる「三宝(仏・法・僧)の恩」はもっとも尊く、深く、大切であるといえます。御報恩御講に参詣し、末法の御本仏・日蓮大聖人様に御報恩申し上げることは、すなわち三宝の恩を報ずることであり、毎月の御講参詣は日蓮正宗信徒として欠かすことのできない法要です。